天台宗別格本山 書写山圓教寺

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プレスリリース

12/3〜10弁財天浴酒供養法

2019.11.20[水]

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弁財天浴酒供養法について

12月3日〜10日の一週間、弁財天浴酒供(べんざいてん・よくしゅく)を摩尼殿内において、行者の妙覚院剛円が断食、断水にて修法いたします。

御祈願をご希望の方は、摩尼殿納経所へお声かけ頂くか、本坊寺務所へお問合せ下さい。

本坊☎︎ 079-266-3327

浴酒供修法 12月3日(火)〜10日(火)辛巳

修法期間中、4時、10時、14時の一日三座 計二十一座

開闢法要:12月3日(火) 14時の座

結願法要:12月10日(火)辛巳 10時の座

※結願法要終了後、粗餐をご用意しておりますのでどうぞお参り下さい。

浴酒

弁天様の頭頂に鎮座される、男の弁天とも太陽の化身とも言われる宇賀神という神様に、銘香を交ぜ人肌に温めた清酒を灌ぐことを浴酒といい、この作法によって財宝福徳神としての宇賀弁財天の功徳力が強大になります。さらに行者は浴酒の一週間、断食、断水、断塩で修法に臨みます。断食をすることは行者の神経を研ぎ澄まし、その法力を高めます。壇上には、大黒天、不動明王、毘沙門天をお祀りし「仁王経」「法華経」も立て魔事なき成満をお護り頂きます。

現在摩尼殿に於いてお祀りしている宇賀弁財天様は

もとは書写山弁天堂の御本尊で江戸時代の御作です。

知恵と学問、財宝福徳の神である一面八臂の弁天様で、御本尊如意輪観世音菩薩の化身と言われています。

華水供修法 9月1日~12月2日

(毎日の修法が始まる時間は円教寺HPにて掲載しています)

現在浴酒供前行として、9月1日から90日間華水供(けすいく)という弁天様の供養法を一日3座、都合270座を精進潔斎で修法しております。

摩尼殿内陣にて修法中御同席いただける方は、念珠(お持ちであれば半袈裟も)随身下さい。吉祥安寧を祈念させていただきます。

※「弁財天浴酒供」御札の受付をしています。

※趣旨をお酌み取りいただき、日本酒のご寄付をお願い申し上げます。

※財福神の加護を戴けるよう財布の加持をいたします。

※供物、祈願品等は、申し込み表を添えて上記時間にお持ちいただくか、郵送をお願いいたします。

弁天行者 妙覚院 剛円 大阿闍梨の紹介

弁天供の伝法を瀧口宥誠大僧正より授かる。

弁天供一千座を成満し弁天供修儀を同師より受く。

前行を平成28年12月19日~108日間修法し、平成29年4月5日~11日弁天供修儀頓成満行。修儀頓成満行の後、浴酒供養法を伝授される。

理趣分真読八千回を超える。

弁天供修儀は

1日1座を108座、7日間で108座修法。その間は断食断水、事実上不眠不臥。修法には、二期作目の米、乾隆通寶、開元通寳、長者の家の吉祥土、柘榴などを供養し、蛇いちごの種、又は乾燥したものを焼香に使います。