天台宗別格本山 書写山圓教寺

english site


プレスリリース

9/13 みなるかね大祭浴酒供

2022.09.12[月]

みなるかね大祭 大辯財天浴酒供

9月13日(火) 14:00〜

於:摩尼殿

己巳は60日に一度巡ってくる辯財天様の最良のご縁日

その中でも「巳成金(みなるかね)」は、日干支が己巳、十二直が成(なる)、五行が金という、年に一度の特別に御利益を頂きやすい日です。

是非ご参拝ください。

みなるかね特別護符をご用意しています

様々な苦しみを少しでも免れるよう行者が丹精込めて霊符を作成しています。年に一度、この日しか授与されない霊符です。わずかな数しか作れませんのでお声かけ下さい。

本年も12月18日〜24日「宇賀辯財天浴酒供養法」

年末の浴酒供のために9/18より90日間の前行を経て、行者は断食によって修法いたします。

みなるかねの後は、令和4年11/12(土)

令和5年 1/11(水)、3/12(日)、5/11(木)、7/10(月)、9/8(金・巳成金大祭)、11/7(金)に浴酒供を行う予定です。

常若(とこわか)…紙の御守の交換を

日々新た、常に清らかに。

一定期間、厄を受け守ってくれたお札やお守りも、折々に一新される事をお勧めします。

※お財布に入れる御守り(右上写真---500円)は、出来るだけ常若を保ち、60日に一度己巳ごとに新しくされますように。

御札、御守りは法要前に納経所にてご購入後、摩尼殿内陣の係の者にお渡し下さい。

己巳の日に限り、改めて御祈祷致します。

浴酒

浴酒とは、辯財天様の頭頂に鎮座される宇賀神(うがじん)様に香湯を交ぜたお酒を濯ぐ法会です

※御札をご希望の場合─【小ー紙札】1万円以上 【中】3万円以上【大】5万円以上 

浴酒でご尊像を濯いだ御神酒もお持ち帰り下さい。

御神酒はそのままお飲みいただけますし、お風呂に入れていただいても、家の周囲に厄災除けとして撒いていただいても構いません。

己巳の事

己(つちのと)は五行思想では土の弟といい、よく耕された豊穣な土を表します。土は金を生み、また十二支の巳(み)は蛇、とくに白蛇は弁天様の眷属とも言われ縁が深いとされています。

世間ではこの日に弁天様にお参りすれば財運が上がるとされていますが、土から金を生むという五行思想と弁財天が結びつけられたものと思われます。

このご縁日に14時から摩尼殿において辯財天浴酒供を行います。

当日は内陣にお入りいただき、浴酒供にご参拝していただけます。

宇賀神様は頭は翁でお身体は蛇体です。浴酒では純銀の宇賀神様にご真言をお称えしお酒を濯ぐ供養がなされますが、天台宗では秘法中の秘法のため薄い幕を張り、直接外からは見えないように修法をいたします。

五穀豊穣・国土安穏といったすべての人々が幸せで、苦しみがなくなるよう祈願いたしますが、中でも宇賀弁財天様は現世利益を得意とする神様ですので、別立ての祈願として個人での願意を承っています。

商売繁盛、財福招来、知恵・弁舌・技芸上達、音楽上達、子授け、戦勝、豊漁、海上安全、交通安全等、

また具体的な願いでも結構です。

願意を納経所にてお申し込みください。