2024.01.10[水]
毎年1月18日は、初観音であり修正会であり鬼追会式が行われる、円教寺にとり重要な一日です。
乙天・若天(護法童子)の舞踏祈願により、今年一年間の招福除災、五穀豊穣を祈り、書写山の春は始まります。
例年と同様、鬼の箸を撒きます。
日時:1月18日(木)
場所:摩尼殿
13:00〜 修正会
大導師:玄承
初夜(そや)導師:祖暢/後夜(ごや)導師:慈俊
唄ー剛円
散華ー實剛
引字ー慧承
鐃ー慈俊
梵語ー祖永
漢語ー剛円
鈸ー剛円
会行事ー靖順
14:00〜 護法童子の舞踏祈願
13:00〜 護法童子の舞踏祈願
舞踏祈願である乙天・若天の役をはじめ「鬼追い会式」の法会一切を執り仕切るのは、一千年を超えて代々書写東坂の梅津家の役となっています。
護法童子の若天(毘沙門天の化身)を祖とする梅津家は、御開山 性空上人に九州背振山から随身して、書写山に来たと伝えられています。
性空上人がこの地に来て以来、一千年を超えて上人と圓教寺を護り仕えてきた梅津一族は、永きに渡って絶える事なく今年も「鬼追い会式」の準備を整えています。